理学療法士・作業療法士 国家試験解説|重症筋無力症

重症筋無力症

重症筋無力症に関する第50回以降の国家試験問題を詳しく解説しています!類似している問題が多くあるので解説をじっくり読みながら理解してください。

PT・OT共通

第52回 午後88

重症筋無力症について正しいのはどれか。

1.起床時に症状が強い。

2.悪性腫瘍の合併が多い。

3.自己免疫性疾患である。

4.女性よりも男性に多い。

5.40歳以前の発症は稀である。

 

第54回 午後91

重症筋無力症で正しいのはどれか。

1.胸腺の異常を伴うことが多い。

2.Parkinson病よりも患者数が多い。

3.テンシロン試験で症状が悪化する。

4.血清クレアチニンキナーゼが上昇する。

5.誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。

PT専門

第51回 午後29

重症筋無力症で正しいのはどれか。

1.脱髄疾患である。

2.午前中に症状が悪化する。

3.複視を生じることは稀である。

4.感染はクリーゼの誘発因子である。

5.四肢遠位筋の筋力低下を生じやすい。

第53回 午前46

重症筋無力症のクリーゼについて誤っているのはどれか。

1.嚥下障害を認める。

2.咳嗽機能が低下する。

3.閉塞性喚起障害をきたす。

4.発症率は20%以上である。

5.ステロイドの急激な減量が原因となる。

 

第57回 午後44

重症筋無力症で正しいのはどれか。

1.過用に注意して運動は漸増負荷とする。

2.日内変動として午前中に症状が悪化する。

3.低頻度連続刺激の筋電図でwaxing現象がみられる。

4.運動神経末端からのアセチルコリン放出が障害される。

5.クリーゼによる呼吸症状悪化は閉塞性喚起障害で起こる。

 

第58回 午後17

44歳の女性。3年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受けた。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的にγグロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。

1.血清CK値を指標に運動量を調整する。

2.筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。

3.筋緊張亢進に対してボツリヌス毒素療法を考慮する。

4.クリーゼのときには閉塞性喚起障害を念頭に入れる。

5.体温上昇で神経症状が悪化するため環境温に注意する。

 

第59回 午前44

重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉に含まれる評価はどれか。2つ選べ。

1.意識状態

2.嚥下機能

3.感覚障害

4.眼球運動

5.排尿機能

 

OT専門

第52回 午後88

重症筋無力症について正しいのはどれか。

1.起床時に症状が強い。

2.悪性腫瘍の合併が多い。

3.自己免疫疾患である。

4.女性よりも男性に多い。

5.40歳以前の発症は稀である。

第54回 午後91

重症筋無力症で正しいのはどれか。

1.胸腺の異常を伴うことが多い。

2.Parkinson病よりも患者数が多い。

3.テンシロン試験で症状が悪化する。

4.血清クレアチンキナーゼが上昇する。

5.誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。




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