リハスタ模試|解剖学・運動学・生理学③

問題1 ミオシンフィラメントが存在しないのはどれか。2つ選べ

1.暗帯

2.明帯

3.筋節

4.H帯

5.Z帯

 

問題2 骨格筋の構造で正しいのはどれか。2つ選べ

1.筋原線維はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントでつくられる。

2.隣り合う明帯の部分は筋収縮における最小単位で筋節と呼ばれる。

3.筋収縮により暗帯は短くなる。

4.細胞あたりの1つの核を有する。

5.終板には多数のニコチン性アセチルコリン受容体が集まっている。

 

問題3 骨格筋で誤っているのはどれか。

1.全身には約400種類の骨格筋が存在する。

2.神経筋接合部ではⅠa神経線維によって興奮が伝達される。

3.筋周膜はいくつかの筋線維を束にして包んでいる。

4.上腕や大腿などの筋膜は癒合して筋間中隔を形成する。

5.表情筋は個別の筋膜をもたない。

 

問題4 骨格筋の収縮について正しいのはどれか。2つ選べ

1.単収縮が連続して起こると筋収縮は階段状に強くなる。

2.単収縮を加重させると不完全強縮から完全強縮と大きな収縮が生じる。

3.活動電位は筋収縮と同時に発生する。

4.5Hz程度の頻度で刺激すると完全強縮になる。

 

問題5 骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。2つ選べ

1.筋長が一定のまま張力を発生する収縮を等尺性収縮という。

2.机からコップを持ち上げるときの上腕二頭筋は求心性収縮である。

3.椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋は遠心性収縮である。

4.等張性収縮は等尺性収縮に比べ筋持久力増強効果が高い。

5.求心性収縮は遠心性収縮に比べ強い張力を発揮する。

 

問題6 骨格筋の興奮収縮連関について誤っているのはどれか。2つ選べ

1.横行小菅から骨格筋細胞膜に活動電位が伝わる。

2.筋小胞体からCa2が放出される。

3.ミオシンフィラメント上にあるトロポニンにCa2が結合する。

4.高エネルギー状態のミオシン頭部がアクチンフィラメントに接近し連結橋を形成する。

5.筋収縮はアクチンフィラメントがミオシンフィラメントの間に滑り込むことで生じる。

 

問題7 骨格筋の筋張力について正しいのはどれか。2つ選べ

1.全張力から静止張力を引くと活動張力になる。

2.筋長が短くなると静止張力は増加する。

3.筋の発生する張力は収縮に参加した筋線維数によって決定する。

4.運動速度と最大筋張力は比例する。

5.最大筋力は解剖学的断面積に比例する。

 

問題8 運動単位について誤っているのはどれか。

1.1つの運動ニューロンとそれに支配される筋線維群を合わせて運動単位という。

2.繊細な動きを必要とする筋では神経支配比が小さくなる。

3.1つの筋肉は1つの運動単位で構成される。

4.運動単位はSタイプ・FRタイプ・FFタイプに分類される。

5.複数の運動単位が同時に活動すれば大きな力を発揮する。

 

問題9 タイプⅡ筋線維と比較してタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。

1.収縮速度は速い。

2.疲労への耐久性は低い。

3.解答系酵素活性は高い。

4.グリコーゲン量は多い。

5.ミオグロビンの含有量は多い。

 

問題10 タイプⅠ筋線維と比較してタイプⅡ筋線維の特徴はどれか。

1.収縮速度が遅いため遅筋とも呼ばれる。

2.ミオグロビン含有量が多く赤みが強い。

3.大型のα運動ニューロンによって支配される。

4.背筋群に多く含まれている。

5.強縮をおこす刺激頻度の閾値は低い。

 

 

 

 




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